目の神様

戦国時代、肥前の竜造寺軍勢が神尾城(城主:大津山家稜)を攻めた時、一人の手負いの武士が、この岩壁の中腹の藤かずらにひっかかり宙吊りになっていたのを小次郎丸の村人達が見つけ下ろしてやったものの、敵の侍と知り怖さのあまり、鍬・鋤等で打ち殺してしまった。 その武将は岩本と名のったという。村人達は敵将とはいえ惨殺したことを後悔して、この地に手厚く葬り、いつの頃からか小さなお堂が建てられ、それを岩本神社と称し、通称『岩本さん』と呼ぶようになった。 それ以来、村人達は、無病息災・家内安泰の祈願所としてたてまつり、また、特に目の病に霊験あらたかな神様として祭るようになったと言われている。

住所:熊本県玉名郡和水町大田黒